P310Repair-0
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 NIKON P310の電池蓋が壊れてしまったのを、プラリペアを使って修復しました。

 まず最初に、本体開閉蓋の修復をするために、カメラを適度な角度で固定して、補修液が間違って本体側に流れないようにしました。


P310Repair-1
 テラオカのポリエステルフィルム粘着テープNo.631s#25テープを使ってマスキングをし、0.4mmのドリルで下穴を開け、マチ針で穴の深さを確認しながら少し広げて、芯材となるピアノ線(WAKI #26 0.42-0.45mm)を埋め込みました。
 その後で、プラリペア面相筆を使って盛りました。

P310Repair-2
  ニッパーで芯材の長さを合わせたり、カッターで削って整え、最終的にはこんな感じになりました。


P310Repair-3
 次に、電池ストッパーも補修しました。
 マスキングテープ固定用支柱も兼ねてピアノ線を埋め込み、PEテープでマスキングします。

P310Repair-4
 補修液がタレたら本体ごとダメにしてしまうので、本体を傾けて固定し、タレないように細心の注意を払って、面相筆プラリペアを盛り付けました。

P310Repair-5
 見栄えがイマイチですが、カッターで削って整えて、無事修復に成功しました。
 強度も十分出ている感じです。


 お高いし、それなりに練習が必要ですが、本当にプラリペア という補修材のおかげで、これまで補修が難しかったものの補修が可能になりました。