今回、改造したポンプヘッドは、仏式と米式が縦に並んだものです。このポンプヘッドは、ebayなどでは100円以下で売られているわりには、十分使える代物です。
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バルブ口を分けることで筐体が細くなり、樹脂筐体なのに剛性が高く軽いという、とても良い部分がある反面、仏式米式の2個分の口ゴムがある為に、レバー操作が2倍重いというデメリットの為に、毎回使うのにはイマイチだったりもします。
最初は、あまり使わない米式の口ゴムだけ取り除けば、簡単にレバーの重さも半分になるかと思ったのですが、実際にやってみると空気が漏れて使えない状態になってしまいました。そこで、今回はちゃんと使えるまで改造しました。
軸の金属ピンを押し出して、バラします。次に、ヘッドの上部から白い円筒形の樹脂パーツを抜き出して、中にある黒い小さいゴムボールも取り出します。白い円筒形の樹脂パーツは、米式の穴に千枚通しを突っ込んで、押し上げるようにして抜き取りました。
黒い小さいゴムボールが負圧のかかっていない口を閉じるように動くことで、仏米式の切り替えをしています。
ここまでやって、やっと米式の口ゴムを外して、仏式専用ヘッドとして使えるようになりました。
軽く、ぶつけても傷つけないので、持ち運びをするポンプには、本当に良いポンプヘッドです。