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 チューブラータイヤというのは、最近では、あまり修理しないものみたいなのですが、今回、まだ700kmほどしか使っていないリヤに使っていたContinental Sprinter が金属片を踏んでパンクしてしまいました。
 幸い、ケーシングがほとんど傷ついておらず、位置的にもサイド寄りでしたので、今回はパンク修理に挑戦してみました。

 糸は、釣具屋に行って耐候性と強度がありそうなものを適当に選びました。「Hayabusa 撚り糸 赤 太 品番P301C」とありました。最初に画像のように適当に縫い合わせたのですが、試しにホイールにはめて空気を入れてみたところ、縫い合わせた部分が膨らんでしまい、とても使用できそうにありません。

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 ネット上でゆるんでこない縫い方を探したところ、この画像のような縫い方を見つけました。手術の縫合に使われるらしく、「連続かがり縫合」で検索されれば、縫い方の画像もあろうかと思います。

 この縫い方に縫い直し、9.5barほどで、800m程の標高のヒルクライムにも2回ほど行ってきましたが、どうやら大丈夫なようです。パンクを直したチューブラータイヤをフロントで使う気にはなれませんが、50km/h以上出すことも無い、趣味の安全第一な鈍足走行であれば、特にパンクを直したものであることを意識しなくても済むくらいには修理できました。